機嫌で仕事をする人
忙しいと人間皆余裕がなくなりイライラするもの。
そんな時こそその人の本質が見えるから面白い。
いつもは冗談ばかり言っている人も、しゃべらなくなる。
無言の圧力とはこのことか。
喋らなくなるだけならまだ許す。
許せないのは相手によって態度を変える人。
忙しいと、自分より若造が話しかけに行くと「はぁー」と応対。
無論仕事の話をしにいっているのに「はぁー(俺がしないといけないのか?的な不機嫌丸出しな)」対応。
だが、自分より明らかに口達者な人や上の人に話しかけられると喋る。(若干機嫌悪いときもあるが比較的普通)
おいおい、逆だろ。
下のものから話しかけられた時は普通に、いやむしろ丁寧に対応しろ。
上のものに話しかけられた時こそ機嫌の悪さを貫け。
でないなら最初から相手によって態度を変えるな。
こういう人が出世していく社風なのが甚だ嫌。
その昔、その人が私の直属の上司だった時、私が入籍した少し後、食堂でご飯食べてたら向かいに座ってご飯を食べ出し
「女は結婚したら仕事辞めるものでしょ」
とキレ気味に自論を展開された。
あのことは決して忘れない。
色々あって正直「こんな会社辞めてやる」と何度も思ったけど、そんな時に頭を過るのはその嫌な記憶。
ここで辞めたら私もその人が思っている
「結婚したら自動的に仕事を辞める女」
にカテゴライズされてしまう。
仕事を辞めるかどうか決めるのは自分自身や、家族、周りの人、環境等いろんな要素があるのであって、常に
「結婚する=仕事を辞める」
ではない。断じて。
女性蔑視な発言だったので許せず、ずーっと自分の胸の中にある。
そのおかげで私は今も頑張れているのだが。。。
そんな人だからこそ、あれから10年以上経って
上には逆らわず、下には偉そうにしているのをみて「成長しないな」と思った。
本人はこの4月に管理職となり、来週管理職研修を受けにいくので「そこで成長できる」と思っているらしいが。
自分も新人の頃、先輩に色々聞いて怒られて指導されて苦労したはずなのに、その時の気持ち忘れたのかしら。
私はああはなりなくない。